インビザラインとは?メリット・デメリットを解説失敗・後悔しない歯科矯正治療について

インビザラインは、歯科先進国アメリカで誕生した歯並びを改善する「矯正歯科治療」のうちの1つです。1999年のアメリカでの販売開始以来、世界100カ国以上で、延べ800万人以上の患者さんに使用されています。

その大きな特徴は、透明で目立たず、薄く軽いプラスチックで、快適に使用できることです。インビザラインはマウスピースを装着していることを周囲に気づかれにくいので、司会やスピーチ、結婚式でも使用できます。また食事の際は取り外しもでき、サッカーや野球などのスポーツも楽しめます。

ポイントは、治療計画通りの矯正期間で効果を実現するために、1日20時間の装着時間を遵守することです。また経験豊富な歯科医院を選ぶことも、とても大切です。

本記事では、インビザラインについて詳しく解説します。

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1. インビザラインとは
インビザラインによる歯科矯正治療とは?

1-1. インビザラインについて

インビザラインは、透明で目立たず、薄くて軽いマウスピース型の矯正装置です。2023年3月時点で、世界中で1500万人の患者さんが治療を受けるほど支持されているサービスです。

その一番の特徴は、歯の矯正装置なのに目立たない透明なデザインです。女性の場合、歯並びを綺麗にするためとわかっていても、お口の矯正装置が気になる方は多いでしょう。そして気になるあまり、笑うことにも躊躇する方もいらっしゃいます。そうすると、個人的な印象が暗くなる可能性もあります。インビザラインはそういった点を考慮しているので、多くのユーザーに人気があります。

インビザラインは、マウスピース型矯正装置のパイオニア企業であるアメリカのアライン・テクノロジー社が開発しました。独自に開発した3D画像化技術が、透明で薄くて軽いマウスピースを実現しています。また2022年にはそのデザイン性が高く評価され、歯列矯正装置としては初めてグッドデザイン賞を受賞しました。

1-2. 治療内容

マウスピース矯正は、インビザラインと格安マウスピース矯正(LCM)の2種類があります。格安マウスピース矯正は、前歯など部分的な矯正に対応しています。一方インビザラインは、矯正範囲が部分矯正だけではなく、全体矯正にも対応しているのが大きな特徴です。

またインビザラインの中でも、前歯から第二小臼歯までの軽度の矯正に使われているのが「インビザラインGoシステム」です。その大きな特徴は、治療期間が平均3.5か月ととても短いことです。また費用もリーズナブルに設定されています。ただし、大臼歯には対応していないので、大きく動かすことはできません。

1-3. 治療期間の目安

インビザラインの矯正期間は、2~3年が一般的です。また短い場合は、1年半程度です。具体的には、部分矯正の場合は半年程度から1年程度です。そして全体矯正の場合は、2~3年程度が目安になります。また矯正開始から完了までには、「矯正期間」と「保定期間」があります。

1-3-1. 矯正期間

矯正期間とは、インビザラインのマウスピースを装着し、歯を動かす期間のことです。1~2年が一般的です。

1-3-2. 保定期間

保定期間とは、矯正した歯並びを固定させる期間のことです。1年程度が一般的です。

1-4. 治療費用の目安

インビザラインの矯正治療費用は、部分矯正か全体矯正で大きく変わってきます。それぞれについて、解説します。あくまで金額は、個別の歯科医院によって異なることをご了承下さい。

1-4-1. 部分矯正

インビザラインの部分矯正の費用の目安は、30~40万円です。例えば、前歯部の合計6本の歯を矯正する期間の多くは、半年~1年以内です。また部分矯正は、「上顎だけ」「下顎だけ」と限定することが可能です。そのため、どの範囲まで治療するかによって費用は変わってきます。

1-4-2. 全体矯正

インビザラインの全体矯正の費用の目安は、70~80万円です。ただし、「難易度」「医院の調製料」によって費用は変わります。例えば歯科医院によっては、初期費用が安くても来院ごとに調整料金がかかるところもあります。トータルでいくらかかるのかを、治療前にしっかり確認しましょう。また「紹介患者」や「モニター募集」で割引になる歯科医院もあるので、そちらもチェックしてみて下さい。

1-4-3. 医療費の控除について

「保険治療」と「自費治療」の両方で、一定金額を超えると医療費控除を受けれます。医療費控除を適応するためには、確定申告をする必要があります。

1-4-4. 早く終わらせるオーソパルスという光加速装置

矯正治療期間を短縮する方法として、オーソパルス(オルソパルス)という光加速装置の活用があります。この装置はLED光源から近赤外線高を歯の周辺組織に照射し、歯周組織の細胞を活性化させます。その結果、歯の移動速度を向上させることができます。具体的には、矯正治療速度を最大60%程度アップさせることができます。

2. インビザラインとは?
インビザラインによる矯正治療をおすすめする理由

2-1. お子様から大人までストレスフリーでできる

インビザラインでの矯正治療は、従来のワイヤーとブラケットを使ったワイヤー矯正と大きく異なります。具体的には、軽くて透明なマウスピースを、ご自分で装着するスタイルです。

例えばワイヤー矯正の場合、装置が歯の表面に固定されます。そのため、いかにも歯の矯正をしているという見た目になります。また食事のしずらさや、装置による痛みもあります。一方インビザラインの場合は、そのようなストレスを感じることなく、矯正治療を行うことができます。

2-2. 人に見られる職業の方におススメ

インビザラインの人気の理由の一つが、「装着していても目立たない」ことです。使用するマウスピース型の装置が無色透明なプラスチックなため、装着していても周囲に気付かれることは殆どありません。また装置自体が薄いため、口元が装置で出っ張ることもありません。そのため、アナウンサーや司会者、セミナー講師や接客業の方など、人前で話をする職業の方の多くが、インビザラインでの治療を選択されています。

2-3. 矯正中の違和感や痛みを避けたい方

歯並び矯正の「違和感」や「痛み」を避けたい方には、インビザラインがおススメです。その理由は、インビザラインは違和感をほぼ感じることがないからです。また痛みも最小限にすることができます。

例えばインビザラインの1回の交換で、歯が移動する距離は約0.25mmです。ワイヤー矯正と比較すると、少しずつ、細かく動かしていきます。それらはコンピュータシミュレーションに基づいて効率化されています。そのため、痛みを大幅に抑えることができます。

3. インビザラインとは?
インビザラインのマウスピース矯正の仕組み

ここでは、そもそもどうやって歯が動くのかといった原理から、インビザラインのマウスピース矯正の仕組みまで解説します。

3-1. 歯が動く原理について

歯には、歯ぐきから出ている部分の「歯冠」と、歯ぐきに隠れている「歯根」の2つの部分があります。そして歯根の周りには、繊維でできている歯根膜が骨と結合しています。歯の矯正では、この「歯根膜の働き」を使って歯を動かし、歯並びを綺麗にします。

3-2. 少しずつ歯を動かすメカニズム

ワイヤー型矯正もインビザラインも、「歯根膜が一定の厚みを保つ」働きを利用して、歯を動かしています。歯根膜が元の厚みに戻ろうとする性質を活かし、歯を正しい位置に少しずつ動かします。歯科矯正は、圧力を加えて無理やり歯を動かすイメージがあるかも知れません。実は、歯根膜の働きを意図的に起こして歯を動かしています。

3-3. インビザラインで歯を動かす仕組みとは

インビザラインは、歯と歯ぐき全体を包み込むマウスピース型の矯正装置で歯を動かします。そのポイントを解説します。

まず最初にスキャナーで、歯形や歯並びなどの情報を採取します。次にその口内データを分析し、患者さん用にカスタムメイドされたマウスピースを作ります。ポイントは、このマウスピースと元の歯には少しズレができるように作成されていることです。つまりインビザラインの矯正の仕組みとは、透明で薄いマウスピースを装着し、このズレの向きに歯へ圧力がかかって歯が動くことで、歯並びを綺麗にできるのです。

4. インビザラインとは
インビザラインによる矯正治療のメリット

ここでは、インビザラインのメリットについて、解説します。

4-1. 世界中のユーザーに支持されている

インビザラインの矯正は、世界一の治療実績を誇るマウスピース矯正です。インビザライン・システムは、1999年に米国アライン・テクノロジー社が始めました。その技術力は、「治療計画と製造のデジタル化」「3Dデザイン&モデリング」「データ分析・口腔内スキャン」「スマートトラックという装着感の高い素材力」等に支えられています。

4-2. 矯正中でも周囲に気付かれない

ワイヤー矯正のように目立たなく、歯の矯正ができるのがインビザラインの大きな特徴です。その理由は、透明で軽くて薄いマウスピースです。また、発表やスピーチの時などどうしても周りの視線が気になる時は、その時だけ外しておくこともできます。

4-3. 事前に治療計画を確認できる

インビザライン矯正では、事前に治療計画を確認できます。その方法は、クリンチェックと呼ばれる治療計画作成支援ソフトによる治療計画の3Dシミュレーションです。このシステムでは、治療を開始してから完了するまでの歯の動きを、3D画像でチェックできます。これを見て納得してから、治療に進むことができます。もし納得できない場合、矯正治療を開始しないということもできます。またその際には、「全費用額」「必要期間」「必要になるマウスピース枚数」「開始から完了までの歯の動き」を確認できます。

4-4. 食べたりスポーツもできる

一般的にワイヤー矯正の場合、接触するスポーツや、ガムやキャラメル、ステーキ、色が付きそうなカレーなどの食べ物は、避ける必要があります。一方インビザライン矯正は、食事の際にはマウスピースを外すことができます。そのため、そういった制限はありません。またマウスピースはプラスチック製のため、装着したままバスケットボールやサッカーなどの接触スポーツもできます。

4-5. 少しずつ計画的に歯を動かせる

ワイヤー矯正は歯の全体をワイヤーで繋いで歯を動かします。そのため、全体が一気に動いていきます。一方、インビザライン矯正は少しずつ段階的に歯を動かすことができます。しかも、そのプロセスを事前に3Dシミュレーションで確認できるので、不安になることもありません。

5. インビザラインとは
インビザラインによる矯正治療のデメリット

ここでは、インビザラインのデメリットについて解説します。

5-1. 歯科医師のスキルで治療レベルに差が出る

全ての治療にいえることですが、インビザラインの歯科矯正治療も、歯科医師のスキルでその質が異なります。具体的にいうと、日本におけるインビザラインのライセンスは、インビザライン社が主催する講習会に参加するとインビザラインドクターのライセンスが付与されます。つまりインビザラインドクターには、治療経験が豊富な歯科医師とそうでない歯科医師が混在しています。安心できる治療を受けるためには、症例が多い経験豊富な歯科医師を選ぶことが大切です。

5-2. 1日20時間以上装着する必要がある

インビザラインは、マウスピースを1日20時間以上装着する必要があります。この20時間を守るためには、1日3回の食事や歯磨きの時しか外せません。またインビザラインの矯正スタイルは、約7日ごとに次のマウスピースへ交換することを繰り返していきます。治療計画は、20時間の装着を前提に作成されているため、守れない場合は治療期間が長くなってしまいます。

5-3. 歯並びや骨格によっては使用できないケースもある

インビザラインには、治療できないケースもあります。例えば、「出っ歯」「受け口」「抜歯を伴い前歯が内側に倒れこむリスクや噛み合わせが深くなるリスクがある」「埋伏歯」です。例えば一般的な出っ歯や受け口は、歯を動かすことで対応できます。しかし上下顎が大きくずれている場合には、骨格自体を矯正する必要があります。その場合、インビザラインやワイヤー矯正単独では対応できません。

5-4. 重度の歯周病やインプラントは使用できない

重い歯周病の場合、矯正治療の途中で歯が抜けてしまうリスクがあります。そのため、歯科矯正治療の前に歯周病の治療をする必要があります。またインプラントの場合、人工歯根で天然の歯根と異なるので、後から移動させる事ができません。ただし、インプラント治療をしたい歯が歯列矯正に関係ない場合、同時並行で治療することも可能です。

6. インビザラインとは
インビザラインの矯正治療の流れ

ここでは、どのような流れで治療を進めていくのかを解説します。

6-1. ステップ①(小見出し)

まず最初に、担当スタッフがお悩みや希望される治療方法をお伺いします。この時、希望される場合はお口の中のお写真を撮影します。そして、矯正歯科医がお写真を見ながら治療について説明をします。また「必要な処置」「治療プラン(抜歯が必要等)」「治療期間」「支払い方法」も説明します。

6-2. 精密検査(約30分)

「口腔内の写真」「レントゲン撮影」「CT撮影」「歯のクリーニング」などを行います。矯正治療前に「治療が必要な虫歯」「親知らずの抜歯」があった場合、そちらの治療を優先して進める場合があります。

6-3. インビザライン用の歯型をとります

精密検査後、御希望の場合はインビザライン作製用の歯型をとります。スキャニングしたインビザライン作製用の歯型は、患者さん本人がその場で確認できます。そしてそのデータは、米国のアライン・テクノロジー社に送られます。

6-4. 矯正のシュミレーション

米国のアライン・テクノロジー社では、インビザライン治療計画のための3Dのシミュレーションが作られます。これは、どこの歯科医院でも同じ治療シミュレーションになるわけではありません。インビザライン専門医の豊富な経験が必要です。インビザライン作製用のスキャニングを実施後、治療終了までのマウスピース一式が到着するまでには、約1ヶ月~1ヶ月半かかります。

6-5. 治療の開始(約30分)

1枚目のマウスピース(アライナー)の取り外しの練習と使用方法、注意事項を説明します。一般的に、初回にアライナーは2枚分をお渡しします。1枚につき2週間ずつ使用します。2週間使った後は、ご自身で次のアライナーに付け替えます。

6-6. アタッチメント装着(約30分)

アタッチメントとは 、歯の表面につける歯の色と同じ突起です。色も歯に近い色を使用するため目立ちにくく、治療終了時には外します。3枚目のアライナーから、アタッチメントを装着します。またこの時、マウスピースは次回来院までの分を患者さんにお渡しします。

6-7. 定期チェック

インビザラインの矯正治療の通院頻度は、アライナーを装着した状態で、1~3ヶ月に1度になります。「インビザラインと歯の適合状態」「アタッチメントの有無」「装着時間」「衛生状態」等を確認します。ただし、診療内容により通院の頻度は異なります。

6-8. 治療終了

矯正治療が終了すると、歯並びが元に戻らないように保定を行います。一般的に、保定期間は矯正治療を行った期間と同じ期間になります。その理由は、歯を動かした後でも、歯の周りの組織が安定するまでに時間がかかるからです。

7. インビザラインとは
インビザラインで後悔・失敗しないために大切なこと

ここでは、インビザラインで失敗しないためのポイントを解説します。

7-1. あまり歯列矯正の効果がなかった

インビザライン矯正治療で、歯列矯正の効果が低くなる原因としてはいくつかが考えられます。

例えば、「しっかり装着しなかった」「順番通り装着しなかった」「全てのマウスピースを装着しなかった」「一日20時間以上の装着」などです。ルールを守らなかった場合や、歯の後戻りを保定装置をしっかりつけずに後戻りしてしまった場合などが想定されます。効果を最大限にするには、決められたルールや期間を守ることがとても大切です。

7-2. 出っ歯は治ったが正中が合わない

「八重歯」や「出っ歯」は綺麗に矯正されたものの、正中が合わずうまく噛み合わないという失敗例が多くあります。インビザライン矯正治療は、歯列や噛み合わせを良くするための矯正です。しかし反対に、歯列の悪さが悪化してしまうケースがあるのです。インビザライン矯正治療が終了するまで気がつかない患者さんも多いようです。すぐに歯科医に相談しましょう。

7-3. 以前より噛み合わせが悪化した

歯の審美性とかみ合わせは、別のものです。そして歯科矯正治療は、不正咬合を正すと同時に、顎・口腔機能と審美性(見た目)の向上を求めることです。なので審美性だけが向上し、不正咬合が治らないことはありません。しかし、残念ながら治療計画やマウスピースに問題があった場合、歯並びだけが良くなり、噛み合わせが悪化してしまうケースがあります。

7-4. 矯正治療がきっかけで虫歯や歯周病になった

インビザライン矯正治療がキッカケで、虫歯や歯周病になることがあります。その直接的な原因は、口の中の不衛生な状態です。その要因は、「長時間の着用」「衛生管理不足」「マウスピースをつけたままの食事」「歯磨きなど口腔内ケア不足」などがあります。虫歯や歯周病が判明した場合、その治療が優先されます。そのため、その分の矯正期間が伸びます。

8. インビザラインとは
インビザラインのQ&Q

ここでは、インビザラインに関するよくある質問をご紹介します。

8-1. Q.マウスピースを装着するだけで、本当に歯が動くのですか?

一般的な矯正治療のイメージは、ワイヤー矯正の頑丈な装置のイメージが強いかも知れません。なので、取り外しができるプラスチックのマウスピースで「本当に歯が綺麗に並ぶの?」と疑問に思われるのも無理はありません。インビザラインのマウスピースは、正確なシミュレーションによって、患者さんの歯並びに合わせて設計・作製します。作成されたマウスピースは、歯とアタッチメントに密着し、持続的に力を加えます。その結果、歯を目標の位置へ確実に移動させます。

8-2. Q.インビザラインで治療できないこともありますか?

矯正装置には、それぞれ特徴があります。そして、タイプ別に効果をあげやすい症例があります。そういった意味では、確かにインビザラインでは治療が難しいケースがあります。しかし、他の装置と併用することで治療ができる症例もあります。ただし他の装置との併用には、深い矯正治療の知識と経験が求められます。

8-3. Q.インビザラインの治療期間は長いですか?

歯の矯正は、最低でも2年と長い月日がかかってしまいます。その理由は、骨の吸収(骨が壊れること)と再生を繰り返して歯が動くのですが、このスピードは1ヶ月に1mm程度とゆっくりだからです。インビザラインの治療は、歯の移動のための精密なシミュレーションを行います。そのため無駄な歯の動きはありません。効率良く短い距離で歯を動かします。そのため、全治療期間は従来の装置と変わらないか、症例によっては早まることもあります。

8-4.Q.インビザラインの洗い方を教えて下さい

インビザラインの洗浄方法は、まずお口からマウスピースを外します。そして、流水で汚れを洗い流して下さい。この時40℃を越えるお湯を使うと変形する恐れがあるので、お湯は使わないようにしましょう。衛生的に洗浄できるリテーナーブライトの活用がおススメです。

8-5.Q.インビザラインの矯正治療はどの歯科医院で受けても同じですか?

インビザラインは、2006年に日本で治療が開始された比較的新しい矯正治療方法です。どんな治療方法でも、歯科医の正確な診断と治療計画、豊富な経験と知識によって、その効果は異なります。特にインビザラインは、特有の知識と治療技術が求められます。そのため、矯正治療を行う時には、症例の多い経験豊富な歯科医院を慎重に選択することをおススメします。

9. インビザラインとはまとめ

インビザラインは、歯科先進国アメリカで誕生した歯並びを改善する「矯正歯科治療」のうちの1つです。この「マウスピース型カスタムメイド矯正装置」は、1999年のアメリカでの販売開始以来、世界100カ国以上で、延べ800万人以上の患者さんに使用されています。

その大きな特徴は、透明で目立たず、薄く軽いために、快適に使用できることです。装着していることを周囲に気づかれにくいので、結婚式やパーティーなどの場でも装着できます。

ただし、治療計画通りの矯正期間で効果を実現するためには、1日20時間の装着時間を遵守する必要があります。また経験豊富な歯科医院を選ぶことも、とても大切です。

出っ歯や八重歯が気になっていた方、歯並びを美しくされたい方は、本記事を参考にして頂き、その効果を最大限にして頂ければ幸いです。

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