全世界トップのインビザライン??世界最高レベルのマウスピース矯正??

ピュアリオ歯科・矯正歯科 理事長の湊です。
全世界トップのインビザライン??世界最高レベルのマウスピース矯正??
そのことを認定している公の機関でもあるのでしょうか?そんなものはもちろんありません。クリニックが独自にアピールをしているだけです。

他院では叶わない、他では受けられない、世界最高レベルのマウスピース矯正、全世界トップのインビザライン、上位○%以下の取得難易度などというアピールは、実はただの年間のインビザライン社への発注数によるステータスである○○ダイヤモンドドクター、プロバイダーを優良誤認させるアピールとして利用しているのがマウスピース矯正業界の実情です。マウスピース矯正をご検討の方は情報の正しい理解が必要です。くれぐれも○年連続○○ダイヤモンドドクターにはご注意下さい。

矯正をご検討の方が本当に知りたい情報は、クリニックの単なる治療開始数の多さでしょうか?違いますよね。莫大な広告費をかけて○○ダイヤモンドドクターです!!と沢山アピールをすれば、より多くの方へ情報が届き、クリニックが認知され、必然的に認知度の低いクリニックより、治療開始数は増えます。その売上でさらに広告を出し続け、毎年増えた治療開始数で、○年連続!!上位○%の○○ダイヤモンドドクターが達成できるかもしれないわけですが、それとインビザラインの技術力とはそのままイコールとは全くならない治療です。

そもそもインビザラインの技術力とは何ですか?良好に完了できるか、カウンセリングで言われた期間とかけ離れた治療年月をかけても終了が見えてこないなんてことはないか、というようなご不安は、治療開始数のみが反映される○○ダイヤモンドドクター、プロバイダーの称号だけでは、全く以て誰も技術力なんて判断ができなし、解決にならないというのが事実です。

しかし、いくつかこれらを判別できるものがあります。

判別方法1:治療完了数や完了率が示されているか。

昨今マウスピース矯正を主体としたクリニックや経営者の破産や売却、あろうことが逮捕が多発しているのをご存知でしょうか?

中等度以上の難易度の症例で、カウンセリングで1~2年程度と言われた方々が、多くのクリニックで実際には3年以上の治療期間をかけても、半分の方も治療完了させることができていないマウスピース矯正業界の実情があるようです。実際には20~30%という話もあります。カウンセリングは安易に治療期間を約1~2年ですということを伝えられているようですが、そう言われればそう信じるしかないですよね?

矯正をご検討の方が本当に知りたい情報はクリニックのアピールする治療開始数ではなく、簡潔に言うなれば、ご自身の納得いく価格で、多少の前後はあれどカウンセリングで言われた合理的な期間で、本当に満足して見た目や噛み合わせが完了できるかというようなことではないでしょうか?

ほとんどのクリニックで開始された累計症例数(つまり、○年連続○○ダイヤモンドドクターですね)はアピールされるのに、治療完了数や率は明示できないのには理由があります。実際にはほとんど終わっていないからです。新しいクリニックなら言うまでも無いことです。仮にレッドダイヤモンドドクターのクリニックだとすると、年間1000人以上の方の治療を開始します。仮に上記のような治療完了率であれば、5年後にクリニック内はどのようなことになっているでしょうか?チェアーが100台、200台あるクリニックを見たことがあるでしょうか?矯正治療の特性上、開始時に大きな支払い(クリニックの売上)がありますが、その後大きな支払いはありませんよね?ほとんど支払いのない方々の割合が、年々雪だるまのように膨れ上がっていく。それに合わせて人件費等の経費が経営者の都合良く年々下がってくれるでしょうか?真逆ですよね。それを補うために更なる大きな売上、つまり、新しいお客さんが必要になり、更なる華やかなアピールが必要になり、毎年莫大な広告費をかけるという流れができ上がります。

あろうことか5年程度で計画的にクリニックを破産させたり、売却する→その直前に新しい全く別法人のクリニックを作っておいてそこに逃げ、何事もなかったかのようにこれまでの実績や症例数をアピールするという話を聞いたことがあります。恐ろしい業界の闇です。治療が無償で継続された方はまだ救いがありますが、クリニックの華やかな広告やアピールを信じてお願いしたのに、ある日突然切り捨てられた方々は本当にお辛いと思います。そのような経験をされた方々が昨今沢山カウンセリングに来られました。

ほとんどの方の治療が、カウンセリングでの見立て通りの期間で良好に完了していることが、このような悪循環な事態を回避可能なクリニックです。10年以上マウスピース矯正に関わり、マウスピース矯正専門のクリニックを経営してきた経験から、低価格の部分矯正のみではなく、様々な難易度の症例を手掛けるクリニックであるならば、過去3年の治療完了率は非常に有効な、数少ない、皆様が参考にすべき客観的な定量的評価と言えるかと思います。それを示せるクリニックのは、決して多くはないのがマウスピース矯正業界の実情です。

判別方法2:口コミで、良好に治療完了してご満足している方の投稿の割合。

あなたは、本当に満足して治療終了していないのにわざわざ自分から☆5の口コミを書きますか?むしろ開始したばっかり、カウンセリングを受けただけの、誰でも書ける☆5の大量の口コミが、どういう経緯やクリニックの意図で存在しているのかを考えてみられると良いかと思います。

本当の意味で参考にすべき口コミは、良好に治療完了してご満足している方の投稿の多さと、その割合ではないでしょうか?

まとめ

一見華やかなでスゴそうな、膨大な数の広告を出せば、当然出さないよりは認知され、売上もその広告を出している期間は上げることが可能です。広告に依存した集客をしているクリニックであれば停止すれば売上は即座に下がります。せっかく培ってきたものがあるのであれば認知されないことは大きな問題ですので、当然広告は経営者の戦略としては重要な経営手法の1つです。しかし、上記のような売上特性があるマウスピース矯正を主体としたクリニックが、今回お話したような悪循環を避け、長い年月継続可能な組織として、顧客もスタッフも満足のいくサービスが続けられるために、経営者が莫大な広告費をかけることが売上の拠り所であった場合、このような問題が生じやすいと言えるのも事実ではないでしょうか?

莫大な広告を出さずとも、本当に治療結果にご満足された方は、そのクリニックに大切なご家族やご友人を紹介してくださいます。本当に治療結果にご満足された方の割合が多ければ、そのほとんどの方が3年以内に終わっていれば、長年マウスピース矯正のクリニックを経営してきた経験上、お客様もスタッフもクリニックも、3者ウインで末長い継続可能な運営が成り立ちます。治療途中である日突然クリニックが無くなっているなんていうことはまずありません。

そう考えると、前述の
判別方法1:治療完了数や完了率が示されているか。
判別方法2:口コミで、良好に治療完了してご満足している方の投稿の割合。
などをご参考にされて、気になるクリニックにカウンセリングに行ってみられると良いのではないでしょうか。

監修歯科医師

インビザライン ブラックダイヤモンドドクター インビザライン・ジャパン株式会社(旧アライン・テクノロジー社)認定 医療法人社団ピュアスマイル 理事長

湊 寛明

私立 広島学院高等学校卒業 国立 九州大学歯学部卒業・歯学学位取得 九州大学病院研修医 終了 埼玉県 オレンジ歯科クリニック 栃木県 丹野歯科医院 山口県 みなと歯科医院 副院長 大手矯正歯科グループ 院長 ピュアリオ歯科・矯正歯科 田町三田院 設立 医療法人社団ピュアスマイル設立、理事長就任 日本矯正歯科学会日本成人矯正歯科学会/日本舌側矯正歯科学会/世界舌側矯正歯科学会/ヨーロッパ舌側矯正歯科学会/国際インプラント学会/日本口腔インプラント学会/日本歯科審美学会/日本歯周病学会/日本臨床歯周病学会/日本補綴歯科学会/日本口腔外科学会/日本アンチエイジング歯科学会

ご挨拶

誰もが憧れる白くて美しい歯で、個人の魅力を最大限に引き出し、 一生涯、歯の疾患で歯を一本も失うことのない未来を創る。

歯の見た目の美しさはもちろん、人が一生涯、長期的かつ健康に機能できるものとなるように、かみ合わせも力学的に良好な治療を考え、総合的な歯科の知識と予防的な概念で治療をしていくのが本当の矯正・矯正歯科治療です。 歯科治療は医療の中でも、医師の考え方や感性・技術、医院の設備によって結果が大きく変わる業界です。 既に神経の治療がされていたり、見た目や適合の悪い大きな被せものが入っていれば話は別ですが、美しさを手に入れるためだけに必要以上に健康な歯を削り、神経を取ってまで無理やりセラミックの被せものをする必要はありません。 患者さまの望む最大の効果を合理的で正しい考え方と治療方法で結果を出すとともに、生涯歯の健康を維持しそこから全身の健康につなげていただけることが何より大切だと思っています。 患者さまのお悩みやご要望をお聞きし、最善の結果となるよう治療をご提案いたします。

医療法人社団ピュアスマイル 理事長 湊 寛明