ピュアリオ歯科・矯正歯科 理事長の湊です。
この記事では出っ歯矯正におけるゴムかけの効果、その期間、さらには矯正治療をサボるとどうなるのかなど、詳しく解説します。
ちなみに当院はマウスピース矯正専門のクリニックですが、現在一切ゴムかけを行わずに出っ歯の矯正治療において良好な治療結果を出しております。マウスピース矯正におけるゴムかけに期待する効果を、3Dシミュレーション上で歯の動き方を工夫し、その動きに即した力が適切に作用する治療計画を立てることで、また独自にアタッチメント等の設定を工夫することで、ゴムかけを一切用いず良好な結果が得られることを、3500症例を越える治療完了結果から検証済みだからです。これにより患者様の負担が大きく軽減することにつながり、続けるモチベーションの維持に役立っています。
しかし、一般的には広く矯正治療においてゴムかけは行われていますので、この記事を読むことで、現在ゴムかけ矯正を行われているに方のモチベーション維持に役立てて頂けたら幸いです。
治療を進める上で気になる痛みや、ゴムの種類についても従来の一般的な解説をしておりますのでご参考にしていただければ幸いです。
この記事でわかること
出っ歯に対する矯正(従来のワイヤー矯正・マウスピース矯正)
におけるゴムかけの効果とは?

出っ歯を治すための矯正治療として、従来ワイヤー矯正・マウスピース矯正において、ゴムかけは一般的な手段と言われてきました。
ここでは、従来のゴムかけがどのように出っ歯の矯正に作用し、効果を発揮するのかを一般的な解説をします。ゴムかけの働きや出っ歯の改善への効果を知ることで、従来の矯正と最新の矯正の違いを理解し最適な選択をするための知識が手に入るでしょう。
ゴムかけとは何か
従来ゴムかけは、矯正治療において歯を動かすために使用される一般的な補助装置でした。矯正治療は歯列や咬合の問題を改善し、正しい噛み合わせを実現するために行われますが、その一環としてゴムかけが行われてきました。
ゴムかけは、歯と歯の間に特殊なゴムを配置することで、歯列の移動や咬合の調整を行います。ゴムは一般的に薄いループ状の形状をしており、歯に取り付けられたブラケットや装置のフックにかけられます。
ゴムかけにはいくつかの種類があり、矯正治療の目的や症状に応じて選ばれます。
ゴムかけ矯正の基本的な効果
従来の矯正治療におけるゴムかけは、出っ歯の矯正に必須ともいえるような役割を担ってきました。ゴムかけは歯列の位置や咬合を調整し、正しい噛み合わせを促すために使用されます。その基本的な効果について解説します。
1. 歯列の移動とスペースの作成
ゴムかけは、歯列の位置を移動させるために使用されます。ゴムを歯にかけることで、歯同士の力学的な関係が変化し、徐々に歯が動いていきます。これにより、出っ歯の矯正が進み、正しい噛み合わせが形成されます。また、スペースの作成にも役立ちます。歯列を広げるためにゴムを使用することで、十分なスペースが確保され、歯の位置が調整されます。
2. 咬合の調整と噛み合わせの安定化
ゴムかけは咬合の調整にも効果的です。出っ歯の場合、上下の歯の接触が正しくないことがあります。ゴムを用いることで、上下の歯の接触を正確に調整し、噛み合わせを改善します。正しい噛み合わせが形成されると、咀嚼や話し方においても快適さを感じることができます。また、噛み合わせの安定化にも寄与し、矯正治療の結果が持続するようになります。
3. 予防的な効果
ゴムかけは、出っ歯の矯正だけでなく、将来の歯の問題を予防する効果もあります。正しい噛み合わせを実現することで、歯の健康を保ちやすくなります。また、咬合の調整によって、歯の摩耗や顎関節の負担を軽減し、将来の歯や口腔のトラブルを防ぐことができます。
出っ歯へのゴムかけの具体的な効果
ゴムかけは、従来の方法による出っ歯の矯正において必須ともいえる重要な効果をもたらします。出っ歯は、上下の歯が前に突き出ている状態を指し、噛み合わせや顔のバランスに影響を及ぼすことがあります。ここでは、ゴムかけが出っ歯にどのような効果をもたらすのか、解説します。
1. 歯列の位置調整
ゴムかけは、出っ歯の歯列を徐々に正しい位置に調整する効果があります。歯と歯の間にゴムをかけることで、歯同士の力学的な関係が変化し、出っ歯の原因となる歯の前方への移動を抑制します。これによって、歯列が徐々に整列し、出っ歯が改善されていきます。
2. 咬合の調整
ゴムかけは、出っ歯に伴う咬合の問題を改善する効果もあります。出っ歯の場合、上下の歯の接触が正しくないことがありますが、ゴムかけによって咬合の調整が行われます。ゴムを特定の歯にかけることで、噛み合わせを調整し、上下の歯の接触を改善させます。これによって、噛み合わせの安定性が向上し、咀嚼機能が回復します。
3. 口腔筋の調整
出っ歯には口腔筋のバランスが崩れることがありますが、ゴムかけは口腔筋の調整にも効果的です。正しい噛み合わせが形成されることで、顔面の筋肉の均衡が促進されます。これによって、口元や顔の表情が調和し、美しい笑顔が形成されます。
4. 自覚症状の改善
出っ歯によって引き起こされる自覚症状も、ゴムかけによって改善されることがあります。出っ歯による噛み合わせの不調や顎関節の負担が軽減されることで、頭痛や顎関節症状などが軽減される場合があります。また、発音の問題や唇の閉じにくさなども改善され、口腔機能の向上が期待できます。
ゴムかけは、出っ歯の矯正において効果をもたらします。歯列の位置調整や咬合の調整によって出っ歯を改善し、口腔筋のバランスや自覚症状の改善にも寄与します。ただし、個人の状態によって効果や期間は異なるため、矯正治療を受ける際にはドクターとの相談や定期的な経過観察をすることが重要です。
矯正治療のゴムの種類と特徴

矯正治療に使用するゴムには、いくつかの種類があり、それぞれに特徴とメリットがあります。それらを理解することは、治療の効果や適用範囲、さらには快適性に大いに影響を与えます。
ここでは、主要なゴムの種類を詳細に紹介し、それぞれの特性と出っ歯矯正に対する適合性について解説します。
使用されるゴムの主な種類
矯正治療に使用されるゴムには、いくつかの主な種類があります。それぞれのゴムには特徴や使用方法が異なるため、適切なゴムの選択が重要です。以下では、主に使用されるゴムの種類を紹介します。
1. 2級ゴム
2級ゴムは、矯正装置のブラケットとブラケットの間に取り付けられるゴムです。2本のブラケット間に1本の2級ゴムを取り付けることで、歯の移動や咬合の改善が促進されます。2級ゴムは比較的強力な圧力をかけることができるため、矯正治療において重要な役割を果たします。
2. 3級ゴム
3級ゴムは、上下のアーチワイヤーをつなぐ目的で使用されるゴムです。上下のアーチワイヤーを連結することで、咬合の調整や歯の位置の改善が行われます。3級ゴムは比較的強力な力をかけることができ、咬合の不均衡を修正するのに効果的です。
3. クロスゴム
クロスゴムは、上下のアーチワイヤーを横方向に連結するために使用されるゴムです。クロスゴムは咬合の調整や上下の歯の位置の改善に役立ちます。咬合の不均衡や歯の傾斜を修正するために使用されることがあります。
4. 垂直ゴム
垂直ゴムは、上下のアーチワイヤーを縦方向に連結するために使用されるゴムです。垂直ゴムは上下の歯の噛み合わせの調整や咬合の改善に効果的です。歯の垂直方向の位置や傾斜を調整するために使用されます。
各ゴムの種類は治療目標や患者の個別の状態に応じて選択され、矯正治療の成功に貢献します。正しいゴムの使用と矯正専門医との相談により、最適なゴムの選択と治療効果の最大化が図られます。
出っ歯の矯正治療のゴムかけは痛いのか

矯正治療においてゴムかけは重要な工程ですが、痛みを伴うという話を聞いたことがある方もいるでしょう。
ここでは、ゴムかけがなぜ痛みを引き起こすのか、その痛みの程度はどのくらいなのか、そして痛みを軽減するための方法はあるのか等を詳細に解説します。
ゴムかけが痛い原因
ゴムかけが痛みを引き起こす主な原因は以下の通りです。
1. 歯の移動と圧力
ゴムかけによって歯が移動するため、その過程で圧力がかかります。歯の位置や咬合の問題を解決するためには、歯を特定の方向に移動させる必要があります。この歯の移動に伴う圧力が、継続的なな痛みを引き起こす原因となることがあります。私も幼少期、出っ歯であることを理由に周囲からいじめられていたこともあり、母と一緒に矯正治療の専門の先生へクリニックへ伺い矯正をすることになったのですが、長期間にわたりゴムかけを行っておりました。子供ながらに面倒くささだけでなく、恥ずかしさや何より日常生活での持続的な強い痛みが苦しく食事もままならないというような生活であったことを覚えております。
2. 軟組織への刺激
ゴムかけは歯にだけでなく、周囲の軟組織にも接触します。特に口腔内の粘膜や歯肉は敏感な部位であり、ゴムの接触によって刺激を受けることがあります。この刺激が強い痛みや違和感を引き起こすことがあります。
ゴムかけの痛みの個人差と対策
ゴムかけによる痛みには個人差があります。
1. 痛みの敏感度
痛みの程度には個人差があるものの、ゴムかけは総じて痛みを伴うものであると考え使用するべき治療です。
2. 忍耐力と適応能力
人によっては痛みを感じにくく、慣れる方もいるかもしれませんが、総じて痛みを伴うものである以上ある程度覚悟を決めて選択すべき治療であることには変わりません。
長期的な痛みについて
一般的に、ゴムかけによる痛みは長期的に続きます。
長期的な痛みの原因は、以下のような要素が考えられます。
– 不適切なゴムの適用:ゴムが正しく適用されていない場合、歯や口腔組織に余分な圧力がかかることがあります。これがより強い痛みや不快感を引き起こすことがあります。
– 歯や口腔組織の過度の負荷:ゴムかけによる歯の移動や圧力が過度にかかると、歯や周囲の組織に過度の負荷がかかる場合があります。
出っ歯の矯正治療のゴムかけ期間とは

矯正治療のゴムかけは一過性のものではなく、長期間続ける必要があります。しかし、その期間はどのくらいなのでしょうか。また、どのような要素がその期間に影響を与えるのでしょうか。
ここでは、ゴムかけの一般的な期間とその影響要素について詳しく解説します。
ゴムかけの平均的な期間
ゴムかけの期間は、個人の状態や治療計画によって異なります。一般的には、ゴムかけが行われる期間は治療全体の期間に含まれます。矯正治療の全体的な期間は、軽度から中等度の症例では約1年から2年程度であり、重度の症例ではそれ以上の期間がかかる場合もあります。
ゴムかけの期間は、矯正専門医が患者の個別の状態と治療目標に基づいて決定します。通常、ゴムかけの期間は週数や月数で計算され、治療の進行に応じて調整される場合もあります。
期間に影響する要素
ゴムかけの期間には、以下のような要素が影響を与えることがあります。
1. 出っ歯の症状の重さ
出っ歯の症状の重さによって、ゴムかけの期間が異なる場合があります。症状が軽度であれば比較的短期間で改善できる場合もありますが、重度の出っ歯の場合はより長い期間を要することがあります。
2. 治療計画と矯正装置
治療計画や使用される矯正装置によっても、ゴムかけの期間が異なる場合があります。矯正を担当するドクターは患者の症状や治療目標に基づいて適切な治療計画を立て、適切な矯正装置を選択します。治療計画と矯正装置の種類によってゴムかけの期間が変わることがあります。
ただ、一番重要なことは、どのように出っ歯を改善していくかという治療計画になりますので、歯科医院に相談に行かれる際は、ゴムかけの期間については治療を担当するドクターに確認されることをお勧めします。
3. 患者の協力度
患者の協力度もゴムかけの期間に影響を与える重要な要素です。ゴムかけは定期的な取り外しや取り付けが必要であり、患者の協力が必要です。ゴムかけを指示通りに使用し、定期的な調整やメンテナンスに協力することで、矯正治療の進行がスムーズに進みます。
ゴムかけにおける患者協力度の注意点
治療をスムーズに達成するためには、患者様が頑張って指示通りに長期間かつ長時間ゴムかけをすることが必須となります。逆を言えばゴムかけが治療計画に組み込まれている場合、ゴムかけをさぼると最悪矯正治療が終わらないばかりか、よりかみ合わせが悪化している状態で長い期間過ごしてしまうことになり全身への健康も悪影響を及ぼしてしまうことになり注意が必要です。
そのことは、ワイヤー矯正のメリットと矛盾する内容です。よくマウスピース矯正は自分で装着するのをさぼってしまいそうだから自分にはマウスピース矯正が向いていると思われる方がいるかもしれませんがそのことは逆だと私は考えております。むしろワイヤー矯正のゴムかけは、マウスピース矯正の装着より自己管理が必要と感じますし、毎月1回以上の通院頻度や強い痛みが伴うことを考えると、果たして自己管理はどちらが大変でしょうか?
出っ歯の矯正治療(ゴムかけ)をサボるとどうなる?

忙しさや面倒さから、矯正治療のゴムかけをサボりがちになることもあるかもしれません。しかし、それが治療の進行や結果にどう影響するのでしょうか。
ここでは、ゴムかけをサボると何が起こり、それがどのように矯正効果に影響するのかを解説します。また、サボった後の対処法についてもお伝えします。
ゴムかけをサボると起こる変化
ゴムかけをサボると、以下のような変化が起こる可能性があります。
1. 歯の移動の遅れ
ゴムかけは歯の位置を調整し、咬合の改善を促進します。しかし、ゴムかけをサボると歯の移動が遅れる可能性があります。歯が予定よりも遅く移動するため、治療の進行が遅れることがあります。
2. 咬合の不均衡
ゴムかけは咬合の調整にも重要な役割を果たします。ゴムかけをサボると、咬合の不均衡が生じる可能性があります。上下の歯の噛み合わせが適切に調整されず、咬合の問題が残ることがあります。
3. 治療期間の延長
ゴムかけをサボると、治療期間が延長される可能性があります。ゴムかけは治療の一環であり、適切なタイミングと方法で行うことが重要です。サボることで治療の進行が遅れ、結果的に治療期間が長くなる可能性があります。
治療効果への影響
ゴムかけをサボることは、治療効果に悪影響を与えます。
1. 治療結果の不完全さ
ゴムかけは治療の一環であり、正しい位置への歯の移動や咬合の改善をサポートします。ゴムかけをサボると、これらの目標が達成されず、治療結果が不完全になる可能性があります。
2. 再調整や追加の治療の必要性
ゴムかけをサボることで歯の移動が遅れ、咬合の不均衡が残る場合、再調整や追加の治療が必要になる可能性があります。これにより、治療期間が延長され、追加の負担が生じる可能性があります。
サボった後の対処法
ゴムかけをサボってしまった場合には、以下の対処法が考慮されます。
1. 歯科医師への相談
ゴムかけをサボってしまった場合は、速やかに歯科医師に相談しましょう。歯科医師は現在の状況を評価し、適切な対処方法や調整を提案します。
2. 指示通りにゴムかけを再開する
歯科医師からの指示に従い、ゴムかけを再開しましょう。正しい方法でゴムかけを行うことで、治療の進行を再びスムーズにすることができます。
3. 追加の調整や治療に協力する
サボったことで治療に影響が出た場合、追加の調整や治療が必要になる場合があります。歯科医師の指示に従い、追加の調整や治療に協力しましょう。
重要なのは、ゴムかけをサボらずに指示通りに行うことです。矯正治療の成功には患者の協力が欠かせませんので、治療期間中は歯科医師との密なコミュニケーションを保ち、指示を正確に守るよう心がけましょう。
まとめ:出っ歯に対する矯正のゴムかけ効果まとめ
この記事では出っ歯矯正におけるゴムかけの役割とその効果について従来の一般的な解説をしました。ゴムかけは、歯の位置を適切に動かすために不可欠な工程であり、その効果は出っ歯の改善に大いに寄与すると従来のワイヤー矯正ないしマウスピース矯正では必須と言われてきました。
しかし現在、最新の治療であるマウスピース矯正は日進月歩で治療技術や精度が上がってきております。
当院の理事長湊におきましては、日本でマウスピース矯正が導入された創成期よりかれこれ12年以上、3500症例以上の治療を完了してまいりましたが、当院では前述させてもらった通り、一切ゴムかけをすることなく良好な出っ歯の治療を短期間で行える技術と実績がございます。
当院ホームページでご紹介している出っ歯の症例も一切ゴムかけを行わず、かたどりから治療完了(保定期間に入る)まで1年程度しかかかっておらず、患者様の満足度も非常に高いものとなっております。
特に出っ歯の治療は年間で何百人と美しく治療が完了してきている自信のある治療ですので、ぜひ当院のホームページの症例もご覧いただけますと幸いです。
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監修歯科医師

医療法人社団ピュアスマイル 理事長 湊寛明
経歴
私立 広島学院高等学校卒業 国立 九州大学歯学部卒業・歯学学位取得 九州大学病院研修医 終了 埼玉県 オレンジ歯科クリニック 栃木県 丹野歯科医院 山口県 みなと歯科医院 副院長 大手矯正歯科グループ 院長 ピュアリオ歯科・矯正歯科 田町三田院 設立 医療法人社団ピュアスマイル設立、理事長就任
ご挨拶
誰もが憧れる白くて美しい歯で、個人の魅力を最大限に引き出し、 一生涯、歯の疾患で歯を一本も失うことのない未来を創る。

歯の見た目の美しさはもちろん、人が一生涯、長期的かつ健康に機能できるものとなるように、かみ合わせも力学的に良好な治療を考え、総合的な歯科の知識と予防的な概念で治療をしていくのが本当の矯正・矯正歯科治療です。 歯科治療は医療の中でも、医師の考え方や感性・技術、医院の設備によって結果が大きく変わる業界です。 既に神経の治療がされていたり、見た目や適合の悪い大きな被せものが入っていれば話は別ですが、美しさを手に入れるためだけに必要以上に健康な歯を削り、神経を取ってまで無理やりセラミックの被せものをする必要はありません。 患者さまの望む最大の効果を合理的で正しい考え方と治療方法で結果を出すとともに、生涯歯の健康を維持しそこから全身の健康につなげていただけることが何より大切だと思っています。 患者さまのお悩みやご要望をお聞きし、最善の結果となるよう治療をご提案いたします。